平成14年9月22日〜9月28日
1.The Detroit Institute of Artsより
Detroitのダウンタウンにデトロイト美術館があります。
この土曜日に行ってきましたので、その中から、すこし紹介します。
行ったのは3回目ですが、今日の目的は僕が師匠と尊敬するPieter Bruegel the
Elderです。
ここには彼の大きな絵が1枚あります。 1566年作、"Wedding Dance"(47 X 62in)
です。
花嫁は中央よりやや左に、黒い服を着てかぶり物をせずに踊っております。
一緒に踊っているのは、恐らく、新郎ではないだろうとのことで、近々の暗雲を示唆しているようです。
後ろで踊っている人達は、いろいろひょうきんな顔をしており、そこだけ見ると、ふざけた絵にみえますが、手前のダイナミックに踊るカップル達の姿が大きく描かれており、この絵に威厳を与えているように感じます。
絵の着色は薄く、下描きが透けてみえています。
このような主題の絵は、ブリューゲル2世にも多くありますが、近くで見るとやはり、父のオリジナルであると、断言できますね。
次はデトロイトを象徴するような絵です。題名はDetroit Industry,
1932-1933,
フレスコ画でかなり大きいです。Edsel B. Ford氏(Henry
Fordの息子で彼の名を冠した車もありました)
が寄贈したとのこと。
北の壁(下の絵)と南の壁(その下の絵)に書かれております。作者はDiego M. Rivera
恐らくFordの工場と思われますが、創立されたのが1903年(来年は100周年)ですから、30周年目に描かれたということになりますね。
北の壁(部分)
南の壁(部分)
|
続く幸せの9月の花は ”ランタナ”です。
花の色が赤、黄、白、橙と豊富ですが、同じ花でも咲き始めから時間がたつにつれて 色が変化することから別名 「七変化」と呼ばれているそうです。
我が家のは黄色ですが 家にいてじっと見ていないので変化にまだ気がついていません。
・・・そう言えば〜 もっと淡い黄色だったかしら〜??
今度家にいる時 じーっと観察しよ〜と!
そして・・・
もうひとつの花は ”ヤブラン”です。
斑入りの葉っぱの物は 花が咲かない時期も観葉植物として好まれます。
散歩の途中で見つけました。
花だけでなく 実をつけていて珍しいので シャッターを切ってしまいました。
|