今週は　この時期にはふさわしくない　「大型台風４号」が　西日本から関東へと　北上しつつ移動する予報が出てます。（１３日現在）

 

 

 

 

近くのコンビニの駐車場に車を停めて　道路を横切り　そのまま細い横道に入ると　丁度目の前が　このような風景になるのです☆   　これまで有名だったのは　春のレンゲ畑と五重塔でしたが　きっと観光スポットとして　四季折々のことを考えたのでしょうが　いつのまにか　こんな大輪のひまわり畑が　育っていたのですねぇ・・・。 　もし　この日が晴天だったら　真っ青な空に　元気なひまわりの黄色が映えて　さぞかし　美しいコントラストでしたでしょうに・・・・　でも　曇天だからこそ　ひまわりの明るさに　気分も明るく元気をもらったような気がしました・・・・。　　　　　 　　 　このひまわり畑以外にも　もう少し五重塔に近い場所にも　ひまわり畑があったのですが　そこはほとんどが　花が終わり・・・首をうなだれてしまってました。   　もう少し早く訪れていたら　もっと五重塔が近くて　ステキな風景だったかもしれません。 　来年は　覚えておいて　6月末の真っ青な空の日に行ってみよう☆と　思いました。

 

　合肥市蘆陽区というところにある三国新城遺跡を訪ねました。紀元233年、魏の征東将軍・満寵が合肥の北西郊外に築城しました。呉は233〜253年にかけて何度も襲撃したそうですが、一度も破られたことはなかったそうです。

 

 

☆環湖北路　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　撮影2007年7月1日

　往きはタクシーでした。西二環路を北上し、環湖北路を左に折れて行くと両脇が畑のまっすぐな並木道を延々と進みます。合肥市内とはいえ、すごい郊外に来てしまいました。

 

三十嵐郷公園路を左に折れて、1キロ程走るとやっとそれらしきものが見えてきました。

 

 

　立派な門を入ると深い堀があり、吊橋が掛かっています。今は見かけだけの跳ね橋ですが、昔は敵が攻めてきたら引っ張り上げたのでしょう。

　城内へは時光隧道（タイムトンネル）が入り口となっています。

 

 

　門は皆　随分新しい建物です（1998年5月とあります）。古地図を見ると、ここには門が描かれていませんので、観光用に後で掘ったものと思われます。

  

　トンネルの内部の壁がショーケースのようにガラスで覆われていて、城壁の断面構造が見えるようになっていました。

 

 

タイムトンネル（北からの入り口）をくぐるとこんな地形になっています。

 

　南北に長いほぼ長方形の土地を堀が囲み、その内側を城壁が囲んでいます。中心部は平らで現在ほとんど草原です。

 

　タイムトンネルくぐって左手にあります。この写真は南の方から撮影してたので、正面左がタイムトンネル、右の垣根で囲ってある場所が兵器鋳造作坊遺跡です。2004年発掘されたそうですが、作業場の跡は50平方mでこの城を守るための鉄の矢や鏃を鋳込んだそうです。　ヒメジオンがこんなに咲き誇る原っぱを見るのはとても久しぶりです。

 

鋳造作業の様子は陳列館に模型で展示されていました。

 

北東の城壁の角から40mの位置にあり、門は南東の方角20°を向いていたそうです。

 

パンフレットにも載っているこの遺構をぜひ見たかったのですが、ついに見つかりませんでした。

 

 

　東城門とこの征東門との関係が今一つ判らないのですが、古地図を見ると東側には門が2つしかなく、東側門と東中門だけです。場所的にはこの新しい建物が、東城門のはずですが、建て替えてしまったようです。　旧い遺構に新しい石を被せたのでしょうか？？

 

 

　東中門と西城門の線上にあって、広さ4.5m。 その上に4条の平行な馬車の轍があったそうです。轍の跡は幅20〜35cm深さ10cmあったそうです。東門と西門をつなぐ場内の主要道だったようです。

 

　　

　左はコゲラに似た縞模様ですが、コゲラより大きいです。飛んでいく時に羽がチラチラするのが印象的でした。右はカラスの一種か、カサザギでしょうか？

 

じっとして動きませんでした。

 

堀の中を　親鳥を追って泳ぐ雛鳥。

 

 

この後、陳列館に入りますが、それは来週のお楽しみです。