平成22年7月4日〜平成22年7月10日
１.八声甘州が本に載りました。
ｂｙ 三輪 正眼 君
| 今年のバンテアン展に展示した私の絵については、既に吉野さんからこのページで紹介頂いています（こちら参照）。
八声甘州（油彩、三輪正眼画2009年9月15日完成）
 漢詩を与えられ、そのイメージを描いたものです。上海の友人が詩集を作るのでそのためにと依頼された絵で、その詩集が完成し、手に入れることができました。
上海に行く機会がありましたので6月17日にその友人に会いました。
北窓集（劉海彬 著、同済大学出版社）； 撮影2010年7月4日
 友人が詠んだ漢詩に、ご自分で撮影した写真を合わせた美しい詩集です。147ページの大作です。
絵の掲載ページ（91ペ-ジ）：
 八声甘州という詩は、1979年春（新中国設立30年後の端午節）に東京等を訪問した令狐安さんが読まれた詩に、30年後の2009年春に劉さんが返す形で詠まれた詩に、私が絵を付けたものです。
令狐安さんの詩：
 劉さんの返歌；
 絵の掲載ページ；
 欄外に、三輪正眼（日本）
作者注；図の左は中国唐代の双環宮装女立傭と牡丹。図の右は日本の著名な玩具三春張り子と作者の家の庭の八重桜。
と書かれています。
依頼されたときの原稿；
（2009年6月22日）
 発端は、昨年6月に劉さんのお宅を訪問した時、このような詩を渡され、8月末までに描いて欲しいとのことでした。実際は2週間遅れて9月15日にeメールで画像を送りこのように詩集に載りました。
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