平成24年8月12日〜平成24年8月18日
１．フランスの旅☆その8
”エッフェル塔”
ｂｙ 小松 公子さん
| 今回のフランスの旅の締めくくりとして ご紹介させて頂くのは・・・皆さま良くご存知の パリのシンボル☆「エッフェル塔」です。 ホテルの窓から 朝に夕に眺めていましたら〜 その美しい姿に魅せられてしまいました。
 １８８９年に開催された フランス革命百周年記念のパリ万博の為に 造られました。 （北柱のたもとに エッフェル社長の像が置かれていますが・・・実際の設計は エッフェル社の建築部長と鉄骨構造建造部長の説があります。）
最初は 石造建築物の美しいパリの街では奇抜な形とともに 賛否両論だったそうですが〜電波塔としての役目を得て存続・・・ 今や 芸術の都・華の都☆パリに 無くてはならない”ランドマーク”となりました。 鉄骨組みはエレガントで〜”鉄の貴婦人”と称されます。近くで仰ぎ見ると・・・繊細で ”鉄の刺繍”とか”鉄のレース”とかに 喩えられているのが理解できます。
  展望台に上ってみましょう〜！
 ホテル近くのパン屋さんで 焼きたてのクロワッサンを買って〜 朝いちで並びました。前日（日曜日）の朝の散歩で行ってみた時よりは 列が短かったですが〜 各国の観光客が押し寄せる人気のスポットです。 外観からも分かる様に〜第１（５７m）・第２（１１５m）・第３（２７６m）展望台と ３層になっています。
塔の足の部分に入っているケーブルで斜めに第２展望台へ・・・そこからエレベーターで 一気に真っ直ぐ最上階へ到着です。 エッフェル塔の展望台の特徴は・・・簡単な柵や金網だけの 吹きさらしの屋外に有るということです！ 強い風を身体に受けて〜なかなかの迫力でした。
パリの街を見下ろす ３６０度のパノラマは 一見の価値があります。南東方向には・・・ナポレオン１世も学んだと言う「陸軍士官学校」まで続く広大な「シャン・ド・マルス公園」が眼下に見え〜 遠くには 聳え立つ「モンパルナス・タワー」が望めます。左が 第２展望台から〜 右が 第３展望台からの眺望です。（倍以上の高低差が有るので〜見え方も変わりました。）   南西方向には・・・セーヌ川に浮かぶ「白鳥の小径」が見え〜そのまま セーヌ川に沿って目を移すと・・・ 高級住宅街のパッシー地区が ローラン・ギャロスや競馬場のある☆「ブローニュの森」まで続いているのが良く分かります。
  そして正面 エッフェル塔から「イエナ橋」を渡ったセーヌ川の対岸には・・・鳥が翼を広げたような優美な姿の「シャイヨー宮」が見えます。（１９３７年の万博の会場として建てられた宮殿。）  更に セーヌ川に沿って東方向は・・・「凱旋門」と そこから 「コンコルド広場」へと繋がっていきます。
  建物の高さが規制されているパリの街の様子が良く解りました。 １番高い建造物（３２４ｍ）からの眺望は 復習には打ってつけの 空からのパリ観光でした。
 第１展望台には 軽食レストラン
第２には 星付き高級レストランが有り
第３には ”シャンパン・バー”が 有るんですね〜。
残念ながら 未だ開店の時間ではありませんでした。 次回には 夜景を見ながら〜是非。
エッフェル塔は・・・一日の中でも 色々な表情を見せてくれます。 朝のクリアな感じも 夕日に映えて〜鉄色が濃くなった姿もいいですが・・・
  セーヌ川ナイトクルージングでは 淡いオレンジ色にライトアップされた美しい夜景が素敵でした。
それだけでは有りません！
２１時から１時間毎に ５分間の”ダイヤモンド・フラッシュ”が始まります！♪ （”シャンパンン・フラッシュ”とも呼ばれます。）これを見なくては 話になりません。
定時になると〜 突然 ダイヤモンドのようにキラキラと塔全体が点滅する様は 言葉を失います。
  心憎い光の演出に 感激しました。
パリは やはり お洒落な街でした〜。 （ 完 ）
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