平成28年3月6日〜平成28年3月12日

１.久しぶりのタイへ　
その4　ランパーンヘ
by　山辺　武征君

チェンライから最後の訪問地ランパーンに向かいました。 　座席指定の長距離バス、ガイドブックには５時間位かかると書いてあります。出発するとすぐに係りがサービスのペットボトルの水とビスケットを配ってきました。７〜８割の乗車率です。隣の席にミニスカートの若い女の子が座ってくれました。 　４時間過ぎて止まったターミナルで係りが私の所にランパーンだと言いにきました。車内案内がないのでわかりませんでした。・・どこまで行くバスだったのでしょうか？隣の女の子は爆睡中でした。 　ソンテウという小型トラックを改造した乗り合いタクシーに乗って到着したホテルです。 　予約なしに飛び込んだホテルでしたが新しく部屋も広く快適でした。美味しい朝食も付いていましたが料金は一泊４０００円しませんでした。   　この街の名物は飾り立てた花馬車が走り回っていること。 　朝ホテルのフロントで乗り方を聞いたところホテルまで馬車を呼んでくれました。３０分位市内をコトコト一回り料金は６００円位でした。    　市内を歩いていたらPOLICEの大看板。 　右側にひらがなで“けいさつ”と書いてありました。・・日本語は通じないと思います。   　ここはタイ北部の小さな町。 　外国人らしき人影はありません。商店街の看板にもローマ字はでてきません。人も車も少なく静かな町です。やっとレンタバイクの店を探しあてました。   　いつものようにお寺めぐりです。なかなか立派な建物です。     　上の本堂の前で子供たちが楽器の演奏をしていました。 　お布施を入れる壺を置いてあるので、寄付集めでしょうが、平日の午前中、境内には私以外には屋台のアイスクリーム売りのおばさんしかいません。小銭を入れてあげました。   　本堂内の仏様です。 　これだけ綺麗になっているのも珍しいです。どこかが古びていたりするものですが。誰もいない静かな空間です。   　白色と金色の仏塔がたくさん並んでいます、 　右側の人形は冠を被った王様が僧侶に教えを乞うているのでしょうか？   　動物の置物が奇妙な形をしています。 　手前は獅子でしょうか？　後ろは体形は象の様ですが頭は何でしょうか？   　これは別の寺院の境内にあった銅鑼です。 　左側の柱の所に置いてある薄茶色の袋に棒が付いているもので銅鑼の真ん中を叩きます。この様に置いてあるのは勝手に叩いて良いのです。重低音が響き渡ります。   　ビルマ風の重層屋根を持った建物が見事です。 　バンコク市内の有名寺院は拝観料がかかりますが、地方に来るとほとんど無料です。この寺院は首からカバンを下げたじいさまが私の所へやって来て、拝観料を徴収に来ました。・・おおきな仏塔です、高さが５０ｍあるそうです。   　花馬車が客待ちしていました。 　私が朝に乗ったのよりずっと飾りが多いですね。花馬車は観光用だけではなく住民はタクシー代わりにも使うそうです。   　夕食をすませてホテルへ歩いて帰る途中、大きな屋台に出会いました。 　通常の屋台二台分位の所で調理していました。これだけ多くのテーブルをならべている屋台は初めて見ました。   　バンコクへ戻って来ました。 　最高級にランクされ伝統と格式を誇るマンダリン・オリエンタル　ホテルのロビーです。 　コーヒーを飲みに来ました。 　明日は寒い日本です。

END