1945-2011.10.11

1955.5.10　村山湖遠足にて 1956.3.4　東京都内見学 1956.8.3〜5　　5年生箱根林間学校 1956.10.16　　真鶴岬遠足　 1957.6.27　奥多摩湖遠足 1957.5.27　奥多摩遠足 1957.7.22〜24　6年生箱根林間学校 1957.7.23　　6年生箱根林間学校　 1957.7.22〜24　6年生箱根林間学校 1957.8.4　大迫先生のお宅訪問 吉野さんの卒業記念サイン帳より 昭和33年3月 1998.11.28　卒業40周年記念箱根紀伊国屋旅行にて 2000年5月20日　クラス会にて　ホテルオークラ 2002年5月18日　クラス会にて　品川ホテルパシフィック 2003.12.27　セピア研究会　横浜エクセルホテル 2004.8.28　箱根金時山再現の旅 2005.5.21　クラス会にて　還暦一番乗りのご挨拶 2006.11　還暦記念上海旅行にて 2010.5.15　クラス会横浜元町スターライト・グリルにて

平成20年10月26〜27日にかけて、河口湖遠足検証旅行に行きました。
その計画は吉田君が中心になってたてました。











”飄々としてて物静かな学者タイプの吉田くん”


末永　恵子

小学生の頃・・・・　母から　「あなたのクラスの吉田くんのお兄さんはね、有名な　映画監督さんなのよ〜〜」と　聞いてました。 　でも　小学生の私は　「ふ〜〜ん　そうなのぉ？」ぐらいの反応・・・・ 　学校では　丸い顔に　丸いメガネをかけて　大騒ぎをするでもなく　ニコニコ笑って　友人達の話を聞いてる人・・・　　そんな　印象しかありませんでした。 　再会は　私たちのＨＰが立ち上がり　改めてのクラス交流が盛んになりだしてからのことでした。 　 　メール交信仲間達と初めて　一緒に行った　2001年の交通博物館にもメールをしない吉田君が参加してましたね！！　 　 　それ以後の　旅行もクラス会も　忘年会も　かなりの出席率ではなかったでしょうか？？ 　ところが　吉田君は　出席はしても　いつも物静かで　女性中心のかしましい輪の中からは　　少し離れたところに座ることが多く　また大の愛煙家でしたので　すぐに廊下や屋外に出て喫煙仲間たちと話すことが多かったと思います。 　　（200４年　カラオケでの愛煙家だけのエリアにて・・・） 　 　2007年のクラス会の後の　カラオケでは　　マイクを持って歌っている貴重な姿が　残されてます！ 　その時々の印象や　思い出はあまりないのですが・・・後で　写真をみると　たいていは　端っこのほうや　皆の後ろから　ヒョイ　と顔を出して写っているのですよね。 　2004年2月の鮟鱇鍋を囲む会の時は　珍しく　真ん中に立っていますね・・・・　　お店の　若くて可愛い『あやちゃん？』の肩に　手をかけて　左手にはタバコが〜〜？？ 　そんな吉田くんですが・・・　上海旅行の時は　三日目の夕食の後・・・ 小松さんと吉野さんと私とで　夜の自由時間に　ガイドブックに紹介されてた　ジャズバーに行こうよ☆と　話していたら、いつのまにか　そばに吉田くんがいて、ボクも行こうと思っていた場所だから　夜だし　一緒に行きましょう！！と　声をかけてくれたのです！！　思いもかけず　吉田くんが　エスコート役をかって出てくださ　り・・・おかげで　安心して　楽しいひと時を体験できました。ジャズにも造詣が深くて　また　カクテルにも　博識で　へぇ〜〜と　感心したことが強く　記憶に残ってます。 　管理者さんの　追悼の写真の中にも　その時の一枚が　貼り付けてありますね！ 　 　それと・・・・　血圧が高いので　けっこうキツイ降圧剤を服用してる・・・と話してましたが　かなりの健脚で、山登りなどは　進んで参加してましたね。　大好きだったみたいですね。登ることが　大の苦手の私は　検証旅行などで　小高い丘に登るのさえ　息切れが激しくて　ひーひー　言ってましたが　そういう時も　先をスタスタ　平気で歩いてたはずの吉田君が　いつの間にかそばに来ていて　「足の運びは　こうやって・・・　歩くリズムは　このように・・・」と　少しでも楽になるようにアドヴァイスをしてくれたものです。そして　去り際には　一言ボソリと「そんなんじゃ　ダメだよ！　運動不足・・・・」との苦言を〜〜。 　泊りがけの検証旅行の時・・・多分　御岳山だったと記憶してますが　朝　男子組の部屋に　おはよう〜と　お邪魔した時　吉田くんだけが　布団に横になってました。 「え？具合でも悪いの？？　大丈夫？」と聞くと　「イヤイヤ　降圧剤を飲んだあとは　血圧が急に下がって　おきてると　めまいがして危ないので15分間は　横になるようにしてるんだ」と何事もないかの調子で　教えてくれて　驚いたものです。 　小学校当時のような　ニコニコ笑顔は　あまり見ることがなく　痩せていて血色も良くない？感じの吉田君ですが　意外に　体力もあり　特に山登り的な旅行では平常時と同じ表情で、黙々と健脚を披露していましたよね☆ 　ただ　チェーンスモーカーだし　食事もほとんどがお酒つきの外食だと言ってましたので　皆で心配してました。 　いつもクラス会には　顔をだしていたのに　急に参加しなくなり・・・・　そのまま　入院したとの風の便り・・・　そして　林君からの　≪吉田君の退院≫とのタイトルのメールは　2011年7月20日にありました。 　ほっと　一安心したものの　体重が　戻っても４０キロ台との報告に　不安がよぎり　しっかり食べて　５０キロぐらいになってほしいなぁ〜と　思ったものです。出来れば　12月の忘年会で　少しは元気そうになった吉田君に会えるかも♪とも　願いました。 　でも　静かに　その年の10月に　天に召されてしまいました・・・・・ 　いつもの吉田君らしく・・・　騒ぐ姿も見せず・・・　ひっそりと　永久の旅立ちをしてしまいました。 　　穏やかで　心優しくて　博識で　ボソッと軽い冗談をつぶやいたり・・・・ 　そういう　吉田君の姿が　消えてしまうのは　やはりクラスメイトとしては　とても寂しい思いがしてます。 　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　合　掌