平成18年2月19日〜平成18年2月25日


1.スカビオサ

by 吉野 冨美子さん




注:スカビオサ(Scabiosa)は花の名前。日本名は西洋マツムシソウです。



2.東京探訪・
荒川 町屋
 その1

 
by 中野 雅司君

 荒川からちょこっと北へ。
 地下鉄千代田線、京成線、そして都電荒川線が交叉する街、町屋です。


 昔々初めて訪れた町屋は小さなお惣菜屋さんが一杯、買い物客でごったがえす下町の御徒町のような強烈な印象の街でした。

  久振りの町屋はすっかり変わっていました。駅前は大きなビルに変わり、だんご屋さんも、焼き鳥屋さんも、蕎麦屋さんもラーメン屋さんもなくなっていました。


 駅のそばの大雄山泊船軒へ。

 ここは変わっていませんでした。太田道灌のやまぶき伝説の候補地の一つとかで別名”やまぶき寺”です。箱根金時山の麓、関本の大雄山との関係を伺ってみましたが若いお坊さんはご存知ありませんでした。


3.朝の風景・・・・

by 末永恵子さん

 なかなか春の足音が聞こえてきませんね・・・・
 
 少しでも春らしさがないかしら??と 朝の散歩に出てみました・・・・
 空気は まだ冷たいですね・・・・ ちょっと外国みたいなニューグランドホテル前です。
 
 
 
 山下公園は それでも 犬の散歩の人たちがいたり・・・ 団体さんが カメラ片手に  ゆりかもめに餌をやりつつ 喜んで写真撮影したりしてました・・・・・。
 
 花壇では わずかにパンジーたちが 朝の目覚めをしているところでした。
 
    
 
   
 
 これという季節感もなく・・・ いつになったら 春が笑顔で近づいてくれるのでしょうね?
 
 吉野さんのあの影絵の写真に影響を受けて・・・・・さっきの公園内の風景に こんなイタズラをして遊んでみました〜〜。
  


 梅の花が咲いてるはずなので・・・・なんとかこちらにいる間に“三渓園”にでも
 行ってみたいなぁ〜と思うこのごろです。
 



4.
美術館訪問シリーズ その45

Museo Historico National, Santiago 


by 三輪 正眼 君 

 今回はサンチアゴの中心部、アルマス広場の北にある国立歴史博物館です。
 16世紀のスペインによる南米の征服、その後の独立、発展の歴史が、絵や遺物で展示されています。
 建物は1804〜7年にスペイン統治総督府の宮殿として建てられましたが、 スペインからの独立後、最初の政府が入り、ベルナルド・オイギンスの事務所も置かれたそうです。1911年から博物館となりました。
 
 
☆博物館のテラスにて                  撮影1994年5月28日
 
 
絵画にはこのようなものがあります。

☆PEDRO LIRA
「ペドロ・デ・ヴァルディヴィアのサンチアゴ創建」
"FUNDACIÓN DE SANTIAGO POR PEDRO DE VALDIVIA"
1889年
国立美術館所蔵(歴史博物館に貸与中)

 16世紀スペイン人ペドロ・デ・ヴァルディヴィアはインディオ・アラウカ族を打ち破り、サンチアゴを開きました。

 
☆JUAN FRANCISCO GONZÁLEZ
「ベルナルド オイギンズ大通り」 "LA ALAMEDA BERNARDO O'HIGGINS"
チリ独立時の政治家ベルナルド・オイギンスの名を冠した大通りがサンチアゴの中心にあります。
 
☆Juan Mauricio Rugendas
「ドン・ベルナルド・オイギンス」 "Don Bernardo O'Higgins"
 (1778〜1842年) チリ国立美術館所蔵

ベルナルド・オイギンスはチリ生れで、父はスペイン人の役人、母は先住民だったそうです。スペイン人と先住民との結婚は禁じられていたので、母の実家で育てられました。チリの独立に活躍し1818年チリ元首に指名され、独立宣言をしました。
 
 
 
Cosme San Martin
「アドルフォ・ホリー・ウルツッァ将軍」"GENERAL ADOLFO HOLLEY URZÚA"

 チリの画家コスメ サン マーティン(1849〜1906年)画。この将軍は太平洋戦争Guerra del Pacifico(または硝石戦争)(1879〜1884年ボリビア・ペルー同盟とチリで行われた)で、エスメラルダ連隊を若者で組織し、北部のピサグア、タクナで活躍して凱旋を遂げ、後に政府の要人となったとのことです。
 
 
 
☆Cosme San Martin
「オヴァッレ・ド・ホリー婦人」 "DOÑA MERCEDES OVALLE DE HOLLEY"
同じくサンマーティン画。どんな女性か知りません。
 
 
☆大聖堂(Iglecia Catedral)  
 博物館の玄関を出て向いのアルマス広場の西に面して大聖堂があります。古典的な建築は、1780年に工事が開始され1789年に完成したそうです。イタリアなどの聖堂には脇の祭壇に歴代司教の遺骸が祭られていることがよくありますが、ここではそれは人形に置き換っていました。
  
 


END