２日目は・・・先ず　爽やかな朝のうちに　野外アートを見に　１時間近く散歩をしました。 作品の数々は　末永さんが既に紹介してくださっていますから〜そちらを参考になさって下さいね。(こちらとこちら参照） テラスレストランで朝食を取って　チェックアウトまで　気に入った部屋でゆっくりしてから〜〜　 フロントに荷物を預けて・・・　いよいよ　巡回バスにて８分の☆「地中美術館」へ　繰出しました。   チケットセンターから美術館までの道の脇に有る☆「地中の庭」は　・・・モネの庭園として有名な”シュベルニーの庭”を模し〜 ４段の池には「睡蓮」シリーズのモデルになった８種類の睡蓮を　周辺には草花や樹木を植えています。 ７月始めは　まだ睡蓮も咲いていましたし〜沢山の花達が迎えてくれました。 　　　　　　　　　　　　こんな様子でした。（携帯で撮った画像なので　悪しからず〜。）　　　 　 　   　内部の作品については　既に詳細な解説をして下さっていますから〜説明は飛ばしますが・・・ 　感じたことだけ　少し・・・。   　係りの人達の白い制服には　宗教団体めいていて〜我々も　ドキッとさせられました〜！ 　上着が白衣のようなので　良くないのでは無いでしょうか？　 　「モネの展示室」の係りのお嬢さんは　白いTシャツ姿で　素敵でした。　 　展示室の壁が白っぽいので　邪魔にならないように〜同化するように〜　白い服装なのでは？と　勝手に解釈しました・・・？？   　白一色のモザイク調の床にも　大作を展示するに相応しい〜広い空間にも　感激しました。 　遠く離れてみたり〜　角度を変えてみたり〜　我々以外は人のいない展示室で　心ゆくまで鑑賞できました♪　　 　 　ジェームズ・タレルの”体験的アート”は　本村の家プロジェクトで既に洗礼済みですが・・・あちらの方を先に見て　良かったと思いました。　　 　こちらの「オープン・フィールド」は　もっと刺激的でした！ 　モヤの中に１歩踏み出す時は　半信半疑？！　奈落の底に落っこちかねないと〜〜　一瞬勇気が要りました〜。　 　青と補色のオレンジの光が　操作しているらしい？・・・解らぬまま〜光の魔術師に　すっかり騙されてしまって・・・ 　摩訶不思議体験に　興奮してしまいました〜！　単純に　楽しめました♪ 　 　ウォルター・デ・マリアの部屋・・・まるで　神殿のようでした！ 　その壁に　木に金を塗った柱（マホガニー材）が３本ずつ配置されて　２７箇所に配置されていましたが・・・ 　３角柱　４角柱　５角柱だったのですね。　　 　（３種類の物から重複を許して３つずつ選ぶ☆組み合わせの数は　３！（階乗）で２７通り。）   　係りの人の説明によれば・・・手前の階段の奥行き５m.　球を置いてある床の奥行き３m　　上の階段の奥行き４m.。 　この　３　４　５　の数字で思い出すのは〜〜　直角三角形の３辺の長さの関係を表す式☆ピタゴラスの定理です。 　古代エジプトでは　綱張り師という職人が　正確な直角を作るのに利用したといいます。　 　（だとすれば・・・あのピラミッドの建設にも利用したかもしれませんね！？） 　しかも　連続するピタゴラス数は　３　４　５　だけです！ 　他にも　この部屋の制作に　特別な☆これらの数字が関わっている気がします？？ 　そして・・・あの直径２．２メートルの花崗岩の球を設置してから〜〜　屋根を乗せたということでした！　 　美術館に作品を入れるのではなく〜作品を入れる美術館を　オーダーメイドしたということですね。　　 　他とは違う　画期的な美術館というのに　納得！・・・　当然　永久的であることにも　納得でした！   　「地中美術館」の鑑賞の後は・・・「ミュージアム」のフロントで　セキュリティー用カードを借りて〜　「オーバル」の見学に行ってきました。 　「オーバル」は・・・高台に有る☆「ミュージアム」棟の　更にもう一段高い丘の頂上部分を占有しています。 　其処に行くには　「ミュージアム」から　このような６人乗りの小さな☆ケーブルカーに乗って行きます。 　（急勾配で　５分位。　勾配に従って椅子の角度が自動的に変化する優れもの。　無人で　自分達で操作します。）

 

　大理石の２面の壁が　楕円に垂直に接するように配置され〜　そこに　滝を連想させるような水場が有り・・・

　池から湧き出た水が（左の写真）　海へと流れ下る（右の写真）かのように　演出されていました。

　

 

 

 

　上陸した時見た〜草間彌生の「赤南瓜」に再度ご対面し　お別れを言って〜　フェリーで島を後にしました。　

 

 

 

 

”花より団子”？？・・・いえいえ　目の保養をしたから〜　美味しいものが益々美味しく頂けたのです！？

心置きなく〜機上の人となって　雑踏の東京へ戻りました。

　

　
　たかだか１泊２日の旅でしたが・・・内容が濃く〜　充分楽しめた☆満足の旅でした。

　予定は予めしっかり組まず〜出たとこ勝負で　その都度　軌道修正していきましたが・・・

　移動も上手くいき〜　時間を有効に使えて　２日間　ゆとりを持ちながらも　しっかり鑑賞できました。

 

　置かれていた現代アートは・・・　どれも洗練されていて〜嫌味が無く　我々に心地よく語りかけてきました。

　
　特に　体験的アートは　面白くて〜楽しめました♪　　　　

 

　”ベネッセハウス”の建物群は・・・建物それ自体が　安藤忠雄のこだわりのアートであることが解りました。

　人間の生活感のあるものは　全てすっぽりと溶け込ませて　自然の景観を最優先にし・・・　

　風化が進んだ荒削りの灰褐色の大理石や　灰色のコンクリートの打ちっぱなしの外壁だけを　力強く残していく・・・。

　それらは　自然の営みの中で　これからも一緒に風化していく存在だからこそ　表に出しても不自然ではないのでしょうね！？

 

　冊子に書かれていた☆安藤忠雄の言葉を　最後に載せておきます。　

　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　完

　

揚州市で宿泊したホテルは二十四橋賓館と言いました。 　部屋や廊下や食堂には、中国画の写意画が沢山掛けてありました。 　午前中の講演が終わると昼食をホテルで取り、その後1時間くらいホテルで休める時間割となっていて　その間に撮影しました。 　 　今週はその絵を紹介します。 　中国画の写意画というのは、対象を克明に描くのではなく、少ない運筆で対象を表現する絵画です。モチーフは花鳥が多いです。 　私はこの写意画が大好きで、極意を学びたいものと日頃願っております。

川海老ですね。私の部屋に飾られていました。

 

　左の枝にとまるカワセミがってもきれいで、簡単に書かれています。