平成20年10月19日〜平成20年10月25日

１．散歩道の神仏たち　その13

　

ｂｙ　関　秋生　君

東横線学芸大学の駅から西口商店街を通って、駒沢通りにぶつかる交差点の一角に小さなお宮があります。 　 ビルを背中に、コンクリートブロックを積み上げた台の上に、ひっそりと置かれています。 　お宮は、風雨をしのぐ覆いで守られています。 　右手には、誰かが特別の思いを込めたのでしょう、千羽鶴が下がっております。 　顔を近づけてみると、お宮には紫色の幕が掛けられ、その前に神鏡が置かれ、左右には塩とお米でしょうか、供えられています。 　誰がお世話をしているのか、榊も新しく取り換えられています。 こちらは、所変わって、五本木二丁目のとある家の入口に置かれたお地蔵さま。 なんとも愛嬌のあるお地蔵さまです。

２．東神奈川駅途中下車


ｂｙ　中野　雅司君

私が毎朝乗らせていただく小田急線・相鉄線・京浜東北線、気のせいか人身事故が頻発。胸をいためています。 　 　京浜東北線がゆっくり走っている時、東神奈川駅手前で京浜東北線と京浜急行線に挟まれた小さなお寺が目に入りました。慶運寺です。 　門に近づいて見ると亀の像がお出迎え。 　浦島寺とあります。 　なんと浦島太郎が竜宮城からいただいてきたとの伝説のある観音像を祀ってあるととのこと。 　木の葉の陰にはフランス領事館跡の碑も。 　残念ながらお寺にどなたもおられず観音像は拝めませんでしたが　実りある途中下車でした。

END