平成23年9月4日〜平成23年9月10日


がんばろう日本！！


１.大曲の花火

by　小松　公子さん

　花火大好き人間の私　今迄　各地の花火を　いろいろ見てきましたが・・・　
　”大曲の花火”に　圧倒されて帰ってまいりました。　（最高！♪）
　「全国花火競技会」だけあって〜　全国の花火師達が競う☆日本一格の高い大会だそうですよ。
　
　今年　８５回を迎えた大会は　８月２７日に開催され〜　全国から選び抜かれた２７人の花火師達が　日本一を目指して　３部門で戦いました。作った本人が　自ら打ち上げることになっています。
　
　先ず　『昼花火の部』　から。
　
　”昼花火”？？？　・・・　初めて耳にした言葉です。昼花火の競技は　全国広しといえども　ここだけとなったそうです。
　
　昼といっても〜　黄昏迫る頃の夕方５時頃から打ち上げられました。最も一般的な”昼花火”は　運動会やお祭り等の開催を告げる　あの”音花火”だそうが・・・　音を出すと共に　夜の光の代わりに数々の”色煙”で　空に模様を描き出して　競いました。
　　　　
『夜花火の部』は・・・　７時から２時間半に渡り〜　「１０号割物（尺玉）２発」（芯入り課題玉と　自由玉）　と　「創造花火」のセットで　　内閣総理大臣賞を目指して競い合いました。
　雄物川を挟んで　打ち上げ場所から対岸の　桟敷席からの鑑賞は・・
　間近なので〜　１０号（尺玉）が単発に打ち上げられても　お腹に響く迫力でした！


　　　　

　　　　　　　　　　

　
　 
「創造花火」は　テーマを設けて　音楽とシンクロしながら〜　色彩・リズム・立体感・構成を競い合います。
　
　独創的な形として注目を浴びたのは・・・磯谷煙火店（愛知）の作品でした。（創造花火の部で優勝。）　
　タイトルは　「今夜　どこかのBARで　〜男と女の物語〜」。　ストーリー有り〜台詞も入って　観客から笑いが漏れました。　
　
　おかわりされ〜何度も打ち上げられた☆＜シャンペングラス＞　ハッピーエンドの象徴☆＜ハート＞
 
　27の出し物は・・・それぞれの間隔に１分も掛からず〜次から次へと始まり　観客を待たせません。そして　どれをとっても　他の花火大会ではフィナーレに使うような　豪華絢爛で迫力あるものでした♪
 
こんな”スターマイン”（連射連発）は　当たり前・・・。
　幅５００メートルにも及ぶ　”ワイドスターマイン”が　これでもか〜これでもか〜と　音楽にシンクロして　打ち上げられました。
　
　河川敷が大型ステージです♪ 
　大会提供花火や　昨年の受賞者やスポンサーによる特別プログラムも　加わって・・・　ため息・満足・陶酔・・・！　

　２時間半　圧倒されて〜　ビールを飲む暇も有りませんでした。（早めに飲んでおいて良かった〜。） 






　曇り空では　花火は冴えません。　風も　微風がベストですね。
　天気にも恵まれ〜　何といっても　桟敷席からの鑑賞は快適そのものでした。
　光の芸術に　酔いしれて〜　今年の夏が　終わりました・・・。
 
 
　



END