今週の写真

　今、出張で重慶に来ております。ここのところ月の半分ほど中国ですが、ほとんどが重慶です。
　中国語は相変わらず分かりませんが、生活面では大分慣れ、大衆食堂で一人で食べることもなんとかできるようになりました。
　今泊っているホテルの脇は近代的なショッピングモールがあって晩餐には不便はしませんが、毎晩同じ場所ばかりでは飽きるので、たまの休日には大衆食堂などで気分を変えております。

　今回の出張はここに宿泊しています。大きなビルですが、ホテルの客室は9階と10階だけで、あとは何に使っているかよく分かりません。今までは近くの別のホテルだったのですが、そこは団体客優先のようで、団体客が入るといつも部屋を移動するように言われ、今回は長期に予約しようとしたら団体が入るので、その数日間は出て行くように言われたので、やめてこちらに変更しました。

　ホテルは重慶江北空港のすぐ近く、その脇をモノレールが走る予定です。開通は今年の暮れくらいになるようです。ここに駅ができ、空港に支線が入る様子です。開通するとホテルまで乗って来れるようです（現在はタクシーは乗車拒否される近距離なので、20分くらい歩いてきています。）

　我々のホテルと、このDays Innを結んでショッピングモールがあります（金港国際と言います）。Days Innはアメリカでは廉価ホテルですが、中国では5つ星の豪華ホテルとなっています。

　Days Innの左脇の入口から入ると一階は欧米のブランドショップばかりです。でもBurberrysなどを覗いてみると品揃えは中国特有なもののようです。

　重慶は山勝ちで平らな土地が無いので、ビルの出入口とフロアの関係は実に複雑です。さっきのホテルの脇から入ったグランドフロアは南に進むと地下駐車場に入ってしまいます。　4階建てすが、3階と4階にはレストランが沢山入っています。

　日本料理、台湾料理、香港、シンガポール、韓国、フランス、中国など多彩です。外の古い街並みの大衆食堂より値段は高めですが、店がきれいで、注文もしやすいので、仕事で一緒の方たちとは毎晩このあたりの店に入ります。リカホテル脇のグランドレベルから入るといきなり3階になります。ここの日本食はあまり行きません（夜は78元の食べ放題のみで、単品注文ができないので）。

　モールに内にバーもあります（入ったことはありませんが）。表のポスターをみるとハロウィンインパーティなども今月末にあるようですネ。夜遅くなると入口に女性が立って歓迎しているようです。

　モールの南端：

　ショッピングモールの2階南端は、公園の池にぶつかります。ここのレベルは地下で、市民の憩いの場となっており、舞台があり、雨天でも踊れる天井付き広場になっています。（天気の良い日はこの天井の上の歩道で皆さんが夜遅くまで踊っています。）

　憩いの場からみた碧津公園です。一見古い建造物のようですが、実際は最近のものです。

　碧津公園の謂れ：

　碧津公園の謂れは200年ほど昔、渇水に悩む村で陳福津、李秀碧という正直者の夫婦がおり井戸を掘りあて、この池となったという謂れがあるそうです。二人の名を取って碧津公園と付られたそうです。　この井戸を子供が覗いているのを見て「危ない！」と叫んでしまったのですが、実は平らなところに”張りぼて”が置いてあるだけです。　公園の詳しい紹介はまたの機会にしましょう。

　今日は休日で一人なので、ショッピングモールに入らず、脇の古い市街路の坂を上った食堂で昼餐にしました。いま道路脇の景観を美化しようとビルの化粧中で、入ったのは真ん中の大衆食堂です。

　素は”スウドンの素”と同じ意味です。麺は日本の”ソーメン”が一番近いと思ってください。

　でも実は具が入っているのです、箸でかき混ぜると下から丸テコの空芯菜がでてきます。刻み葱だって少し入っています。ツユは見た目より少し油っぽいですネ。

　値段￥50というと、我々の子供の頃、”かけそば”はこんな値段でしたね。でも、こちらの価値でいえば路線バスに4回乗れる額です。タクシーの初乗りは8元なのでその半額。

（なんでもWalmartは賞味期限切れの肉などを売って暫く営業停止を命じられたようです。）