平成24年8月26日〜平成24年9月1日



１.ヨーロッパ博物館巡りの旅　その2

ヨーテボリ　“植物園”

ｂｙ 関　秋生　君

今回初めて、スウェーデンのヘルシンボリから約200kｍ北にあるヨーテボリを訪れました。 　ヨーテボリは、ストックホルムに次ぐスウェーデン第二の都市です。 　泊まったホテルの近くの街かどに、こんな作品がありました。ピストルの銃身を結んで、武器として意味のないものにしています。 　　　　　　　　　　　　　 　非暴力と題する、カールフレデリック　ロイターズワルドの作品とあります。 　 　ヨーテボリ中心にある美術館の前の銅像です。 　写真では分かりにくいのですが、かなり大きな作品です。 　噴水の周りにはご覧名のような　作品の数々。 　生憎と　作者は聞き洩らしました。 　市街散策の後、街で食事をした後、植物園に行きました。 　 　先週、ソフィエローの紹介をしましたが、こちらは、さらに立派な植物園です。 　この植物園は北ヨーロッパで最大規模のものだそうです。広さは40エーカーあり、16,000種の植物が植えられています。 　 　中は、家庭菜園、ハーブ園、多年草、一年草園、日本庭園、シャクナゲ園、滝のあるロックガーデンなどに、木々や芝生で区画されています。 　また、温室には4,000種以上の欄や食虫植物などが植えられています。 　 　 　 　入口です。門はありますが、入場料は、任意の20スウェーデンクローナ（約220円）とは驚きです。 　植物園は　丘になっており、上の方にはこのような立派な滝がありました。 　開園は朝9時から日没までとありますので、夏至の頃は夜の10時過ぎまで明いているということでしょうか。 　ヨーテボリ植物園は、まさにお花が満開の季節！　ここはほぼ北緯58度です。北緯58度というと、北は樺太の遥か北。お日様が陰るとたちまち肌寒く感じる位で、日本の高山植物に近い環境におかれているのかもしれません。でも、当地の夏の草花はみな大きく、色とりどりの草花が咲き乱れていました。天気にも恵まれ、絶好のタイミングにヨーテボリ植物園を訪れることができた私達は大変幸運でした。

END