由比駅より歩き始めました。以前桜エビを食べに来ましたが、今は桜エビは禁漁期間です。

　海岸沿いの旧家が並ぶ細い道を歩いていきます。途中で 、山道が分かれており“薩埵峠”の矢印があったので登っていきました。
　峠道の両側はほとんどミカンの木です。駅から一時間半程で小さな展望台に着きました。薄曇りの日だったので富士山の姿は期待していなかったのですが頭を出していてくれました。海側から東名高速の上下線、国道一号線と山に沿って東海道線です、

　３両の短い電車が走っています。いい景色が見られました。

　一休みして峠を興津駅に向かって降りました。

　追：５～６人位しか登れない小さな展望台が細い峠道に建ててありました。先着の興津より登ってきたおばさんが声をかけてきて峠道の話になりました。この峠は３回目だそうです。

　また、興津側の峠道を降りた所で同年配の男性に峠への道を聞かれました。東海道五十三次を京都から歩いてきたそうです。今日はどこまで行けるかと言っていました。・・宿を予約しないで歩いているのでしょうか。

　ちょっとレポートの間が空きましたが,旅の4日目です。この晩の宿泊地SpringfieldではBirthplace of Route 66 Festivalが開催され、パレードの見物席を日本から予約してあり、17:30までに行かねばならないので、ちょっとあせっていましたが、幸いこの区間には見物に時間の掛かるアトラクションはあまりなかったので余裕を持って着きました。この日の夕方から見物したお祭りについては今回はちょっとだけ紹介しますがまずはこの日の行程をご覧ください。途中天気は雨模様でしたが、夕方のお祭りにはすっかり回復していました。


　実は朝、Lebanonの街を出たところでI-44の北側道を行かねばならなかったのですが、交差点で間違えて、I-44を超えて南に出てHWY5を走ってしまいました。途中でI-44と離れているのでおかしいと気付き、軌道修正してHwy Cを西に向かいPhillipsburgでRoute 66に合流できました。途中すっとばしたアトラクションはHeartland Antique mall とRedmon’s Travel Center(Gift shop)だけなので、ま・いいかということにしました。間違った道ものどかなカントリーサイドを走るなかなかよい道でした。

　さて、Phillipsburg村に入ってト字路を左折してHwy CCに入りました。（本来Route 66ならば北から来て右折です）。Conwayの街の十字路を過ぎてしばらく行くと、Niangua川にかかった緑色の古い橋があります。

1935 Bridge over Niangua River(西南方向を望む):           撮影2017年8月11日

　トラスはワンスパンだけです。

　同上(東北方向を望む)：

　ここが今日、朝一発目のアトラクションになりました。しばし写真撮影で停まり歩きました。視界が開けた場所で車が結構飛ばして通過していくので橋をもたもた歩いていると危ないです。

 

　更に2マイル程進むと、

　Skyline Café 跡地:

　あるWebsiteでここがSkyline Caféの跡地と出ていたので、車を停めて暫し眺めてみました。

　The Skyline Café (Images of Americaより複写):

　本の説明にはMarshfield Golf CourseとMarshfield 初めての空港（1930）の隣に位置し元々はガソリンスタンドとカフェ。ここにPearce夫妻が1947年にSkyline Caféを開いたそうで、現在はMarshfield Country Clubの建物とあります。確かに道路一本隔てたところはMarshfield Country Clubなのですが、今の建物は上の写真のように切妻形の屋根ですし窓の形も違うので、多分昔の写真にある建物とは別なのでしょう。なお、本にはこの地点がRoute 66の900マイル間の最高地点とあります（それでSkyline Caféと名付けたのでしょうか？でも、あまり見晴しのよい場所ではありませんでした。）

　Whispering Oaks Golf CourseのClub House:

　上の建物のわき道（N Elm St）を南に走り、芝生に沿って左折するとGolf Courseの入り口があります。渡邉君が米国のGolf事情を視察するとのことで覗いてみました。

　Whispering Oaks Golf Course:

　クラブハウスにプールもあるのですね。当日は雨でしたが、渡邉君が聞くと「すぐにプレイできますよ」と誘われたそうです。今日はSpringfieldに約束があるのでPlayしている時間はありません。

　Marshfield の街の入り口で道を間違え、ちょっと時間が掛かりましたが、たどり着きました。

　Hubble Space Telescope @Webster County Circuit Court:

　裁判所の前庭にHubble望遠鏡の1/4模型が展示されています。

　Hubble Space Telescope:

　天文学者Edwin P. Hubble（1889-1953）はここMarshfieldの出身で、われわれが住む銀河の外の銀河や、宇宙の膨張を発見した人です。Hubble宇宙望遠鏡は彼に因んで命名され1990年 4月 24日にケープ・カナベラルから発射されました。ここに展示されているのはその1/4の模型です。実物は長さ13.1m重さ11トンで現在でも地上600kmの軌道を回っているそうです。

　壁画のある建物：

　裁判所広場の向かいにある建物で、壁画に面した道はWashington StでCity Route 66だそうです。MarshfieldのCity Route 66は街の北からPine Stを入って、Washington Stを西に走り、この裁判所広場を迂回して街を抜けるようす。


 

　壁画前の記念写真：

　この壁画はMarshfield誕生130周年を記念して描かれたものだそうで、中央（私の左側）に大きく大統領シールが描かれています。これは1991年7月4日41代H.W.ブッシュ大統領がここミズリー州西部の最も長い独立記念日パレードに参加した事を記念してのことだそうです。実はもう一枚壁画があってそれにブッシュ大統領が描かれており、裁判所内一階に展示されていたそうですが知らなかったので見損ないました。

　Antique Mercantile, Marshfield:

　昼食まで少し時間があるので、骨董屋を覗いてみました。倉庫のような広い場所に仕切り棚があって、様々なものが売られていました。

　同上：

　本当に雑多なものが売られており、実用品、ガラクタなどが一杯あって興味は尽きなかったです。

　おなかが空いたので、向かいにあるガススタンドの中のCasey’s General Storeでサンドイッチを食べて街をでました。


　しばらくI-44の南側道のRoute 66を走るとStraffordの数マイル手前に、クラシックカーのジャンクヤードがありました。（予定していなかったスポットです）

　見たところ人は見当たらなかったので、勝手に入って写真を少し撮りました。

　65 Corvair Conv.：

　I-44の南側道沿いで、フリーウエイの交通量は多い所です。



　中央は74 Pontiac Grand Ville Conv.手前左は60 Chevy Impala,  右向うの傾いた緑は76 Buick:　

　向うの大きな木の下に看板があり「君たちはカメラに写っている。入るな！牢屋行きだぞ!」との注意書きが！

　早く出たほうがよさそうです。

　59 Buick 4Dr Ht (Sports Roof):

　B/Lガラスが割れているけど なかなか魅力的なクルマです。

　Caddyが2台、左は61年、右は60年：

　Chevy Truck 手前は58-59, 向うは55-57：

　レストアには少々手遅れのようですが広い庭があれば、飾りに置いておきたいですね。

　この後HWY OOを進みE. Kearney Stに入ってGlenstone Ave.を左折、南下してSpringfieldの街に入るつもりだったのですが、走行中Old Route 66(1926年)左折の標識があったので、一旦通り過ぎてから、考え直して戻って曲がりました（Peachtree Lane→HWY YY→Division St→Glenstone Ave.）。この道は自作ルートブックになかったのですが、標識通りに行ってみると案の定Glenstone Aveに出ました。

（下の地図は後でSpringfieldの博物館に展示してあったもので、赤い1926年Routeで来たことになります。

　History Museumに展示されていた地図：　     　撮影日2017年8月12日

　ST Louis Stは祭りの為途中で通行止め：

　City route 66である、St Louis Stをホテル方面に向かいました。  しかし、ここはお祭りパレードコースなので、途中で通行止めになっていました。

でも、ホテルはすぐ脇なので、問題なく着けました。

　University Plaza Hotel:

　今回高層ビルのホテルに泊まるのは唯一ここだけですが9階の部屋が宛がわれました。

　今日、明日と祭りを楽しみ、日曜日は休養を取るため3泊します。

　Hotelの部屋から眺めるSt Louis ST:

　向かいのビルはSpringfieldで一番高いビル(Hammons Tower)で22階建て82mです。手前を通る道が祭りのパレードコースのSt Louis Stで、部屋からでもパレードが見えそうです。

　まだパレード見物には時間があるので、部屋に荷物を置いて情報集めに行きます。

　取り敢えず、Route 66 Springfield Visitor Centerに行ってみました。

　ホテルの真向かいにあるVisitor Centerに行ってお祭りの事や、Springfieldの情報集めをしました。渡邊君は早速記念のTシャツを買って、店のご婦人と記念にパチリ。

　時間がまだあるので、街頭でビールを買って飲みながら、クラシックカーの展示をみることにしました。（祭りの公式売店から買ったビールだけは飲みながら歩いても良いのだそうです（識別の腕輪をくれました）。

　Shrine Mosqueのクラシックカー展示に：

　クラッシックカーコレクションの展示があるとのことで、入ってみました。

　Mosque内部：

　フロアの周辺にクラシックカーが展示されていました。

　Hot Shoe Hot Rodsという改造屋さんのブース：

　説明係のお姐さんと記念に一枚。車はA 型Ford ５Window Coupe Hot Rod仕様。

　32 FORD Roadster by Show Me Rod & Custom:

　かなり大胆に部品を新作しているクルマです。

　32 FORD Coupe by Show Me Rod & Custom:

　3 Window CoupeのChopped roofです。

　42-45 FORD :

　47 1/2-48 FORD:

　これはすごくきれいな状態でした。上記２台のFORDは戦時中型で戦争中は米国でもほとんどモデルチェンジはされませんでした。

　また、日本に輸入されることが無かったので、日本ではなじみが薄いですね。

　　　　　　　　　　　　　　　Mosqueを後に：
　　　　　　　　　

　そろそろ、パレードの時間なので、予約席に移動します。渡邊君もご機嫌です。

　この後の若人のパフォーマンスとクラシックカーパレードは次回にご紹介します。お祭りが金曜日から始まるというのはホテルの予約をした後になって日程が出てきたので、ちょっと焦りましたが、早めにSpringfieldに着くことができてよかったです。また、来る途中雨模様でしたが、幸いここにきて天気は晴れてきました。次回をお楽しみに。