田小の皆さん！小学校時代の楽しい思い出の代表として夏の林間学校がありますよね。


リユニオン40（卒業40周年記念行事）の学級新聞では紙面に きのくにや前での集合写真が使われました。


　リユニオン40では小山隆三君が学級新聞を発行し、関秋生君がホームページの開設準備を始め、5月に第6回クラス会を開催し、続いて11月にこの「きのくにや宿泊旅行」が行われました。

　実は三輪が予約をするときに、昔の雰囲気が残っているものかどうか心配となり、旅館の下見に行ったのですが、内部を見学させてもらった時、廊下に一枚のセピア色の写真が額に入れて展示してありました。それはどこかの学校の林間学校で大勢の子供たちが枕を並べて寝る姿が写っており、我々がしたかったのは「これの再現だ！」とひらいめいたのでした。後に活発となる遠足再現シリーズの初回版と言えるのですが、この頃は小学生時代の旅を再現検証する「セピア研究」の手法はまだ未熟で、普通にきのくにやで宴会をしてお泊まりしたという程度でした。

　冒頭の文章の続きになりますが、これから6年後の5月に実施した真鶴岬の再現遠足で再現手法がほぼ確立し、その晩に開かれたクラス会でも「金時山登山再現」が話題となり、勢いに乗って翌年1月に再現に挑みました（報告はこちら・・悪天候により登山は途中で断念しましたが。）

　そのときは「きのくにや」に宿泊ぜず、都合でいすゞの保養施設に泊まりましたが、このきのくにや宿泊旅行は金時山登山イベントと一つに合わせて「林間学校再現イベント」としてみてください。

　ところで、この宴会中の画像は渡邉進君が撮影した貴重なビデオデータを最近再生して複写したものです。この頃の静止画カメラはまだフィルムが一般的で、デジカメは世の中にあっても、まだ一般の家庭で使えるものではありませんでした。

　デジタル化の普及はビデオカメラのほうが早かったのですが、渡邉君は発売間もない、ソニーのパスポートサイズのデジタルビデオカメラ（当時定価は20万円以上）を使って記録していたとは、その先見の明に感心するとともに感謝です。

　DVDへの書き込みも 今のようなPCではなく、専用の装置を使ったとのことです。　　　　　　　＝三輪正眼記＝