| 西嶋 節先生は、私達が4年のとき、すなわち1955年度に私たちの2組の担任された方です。 西嶋先生は、昭和4年（1929年）2月に熊本県で生まれました。大迫先生とは学年でいうと1年後輩になります。西嶋先生は熊本大学熊本師範学校を卒業された後、上京して東京都の教員試験を受け、採用されました。 先生が初めて赴任したのが田園調布小学校で、私たち2組の児童が先生の最初の教え子ということになります。先生も初めての学級担任でご苦労も多かったことと思われます。 先生は、私たちの担任をしている間に、結婚をされたことは、私たちの記憶に残っております。 西嶋先生が私たちの担任をされたのは、4年生の1年のみでした。当時の写真はこちらとこちらをご覧ください。私たちが5年生、6年生になってからも、時折り、遠足や箱根の林間学校にも参加されていました。（観音崎遠足、5年箱根林間学校、6年箱根林間学校） その後、西嶋先生は、町田に移り、同市の小学校で教鞭をとられ、多くの教え子を世に送り出してこられました。一方、ご家庭では2人のお子さんを立派に育て上げられました。 数年前、ご主人に先立たれ、今はご自宅から高齢者施設に移っておられます。 過日（2024年3月）、杉崎さんから声をかけていただき、関と二人で、先生のところにご機嫌伺に行って参りました。 95才になられた先生は、車椅子で動いておられましたが、大変お元気で、私たちのことをよく覚えていらっしゃり、感激いたしました。 、 |
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当日、わが家に残されていた小学4年生最後のときに作った文集「泉」を先生に見ていただいたところ、大変喜ばれ、懐かしんでおられました。 ４年生の最後に作られた文集「泉」 文集に載せられていた西嶋先生の言葉です。  思い出を語るうち、時間は瞬く間に過ぎ、お別れに際し、先生より、「クラスの皆さんにくれぐれも宜しくお伝え下さい。」との言葉をいただきました。 幼い私たちを育んでくださった先生に感謝し、また健康と長寿を祈念しつつ、お別れしてきました。 関 秋 生 記 |